T-3ヴァナゴン、オイルの銘柄。あくまで僕の場合。
たまーに、「うーん、それ既に書いてあるんだけどなあ」という内容を聞くようなメールをいただくことがあるんですね。
応えるのが嫌というわけではないのだけど、できればこのブログを読んだ上で、ここにはこう書いてあるけど自分はこう思うんですよねー、とか、●年●月の日記ではこう書いてあったけど、今でもそうですか?とか、どこで手に入るのですか?とか、試してみたらよかったです、とか、自分の車ではダメでした、とかいう形でいただけるとありがたいですね。たいていのトラブルには見舞われているので(苦笑)、たいていのことは書いてありますから。
で、これもよくいただくのがエンジンオイルの話。
オーバーホールを未だしていないエンジンに関しては、密閉性を高める必要があるのでなるべく硬いオイルがいいと思う。個人的な推奨はBPのclassic(20W-60)である。これは高価なオイルだが、添加剤もかなり含まれているので、新たな添加剤を加えることはしなかった。それでも変えた途端、結構なトルク感が戻ってきた。
オーバーホール後は一度柔らかいオイルを入れたのだけど、ブローバイホースからオイルが漏れはじめてしまった。これは多分、粘度の低いシンセティックオイルを入れたことも原因のひとつではないかということ。
後、今はファントムガレージ推奨のmotulの300V。しかしこれもかなり高価なオイルなので、ためらっていたら、ファントムガレージでも値段の高騰についていけず、最近は高いのと安いのと2種類用意して、オーナーに選んでもらっていると言っていた。ただ安いオイルはやはりすぐ粘度が落ちてしまうとのこと(シャブシャブになるという表現ね)。
で、しばらくこれの廉価版である300Xを入れていました。
東雲のカー用品店で買ったのですが(当時ね)、棚の商品紹介のタグには「空冷ポルシェに最適!」とありました。半空冷のT-3には言いでしょう。それでも4L缶は売り切れで、仕方ないので1Lボトルを5本購入。
300Vに比べれば安いけど、それでも普通のオイルに比べればバカ高です。でも最近高いオイルが多くなりましたね。オイルメーカーのものでも、車種、メーカーは勿論のこと、水平対向エンジン用なんていうのもあったりして。
ただ値段の高さはやっぱり厳しく、その後、しばらく地元のDIYショップでも手に入るバルボリンの20W-50という硬い普通のオイルにしていたのだけど、タペット音が気になるようになってから、またBPクラシックに戻している。もうOHから10万kmくらい走っているんだよね・・・。
このオイル、不思議なことにいわゆるカー用品店ではほとんど見かけない。ネット通販か、かなり大き目のDIYショップで見つけた。旧車はカー用品店のスコープ外なのかね。
そういえばゴルフ2が出てくる某石油会社の旧車向けっぽいオイル、あれ試した方はいらっしゃいますかね。0W-20なんてヴァナゴンには明らかに粘度が低いと思うのですが。CMに出てくるゴルフ2でさえやわらかすぎるんじゃないでしょうか。さらに化学合成も旧車には「?」です。
どんな旧車にも合うというなら、画期的な製品ですが・・・。
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