2012/12/08

カヌーワールド、ニッポンカヌー黎明期の次号

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たまには、カヤックの話しを、しようね(笑)。
というわけで、「カヌーワールド」の連載、「ニッポンカヌー黎明期」の次号とその次の号、つまり来年2回でクリーンテックス・ジャパンのお話しになります。
90年代にシーカヤックを始めた、特に関東圏の人には懐かしい響きじゃないかな。
 
ある方よりお預かりしたカヤックのデザイン画をちょっと公開。その他にもいろいろな資料をお借りすることができました。クリーンテックスの社史に、ジョン・ダウト氏が見開きで掲載されているなんて…。
ほんと、スクープしていかないと人の目に触れることなく、どんどん日本のカヌー・カヤックの貴重な記録が消えていってしまうでしょう。今回お話しを伺った松村氏をはじめ、インタビューの内容は5,6回分は余裕であるんですけど、カヌーワールド連載の中では相当カットしなくてはならないのは仕方なし。
いつかまたまとめていかなくてはね。
 
このカヤックもフィールドではほとんど見なくなりました…。
僕が初めて買ったカヤックが、この一連のシリーズの発展系のWBというモデルだったんだよね。

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2012/10/18

直江津で「シーカヤッキングの世界へようこそ」

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直江津でライブ&スライドショウを行います!

タイトル:ACOUSTIC DUO NIGHT
日時:2012年11月3日(土)
    OPEN  18:00
        START 19:00
場所:LIVE & Entertainment BiS

出演:GUITER DUO 利根川康夫&石田圭

これにゲストとして30分くらいトーク&スライドでシーカヤッキングの世界をしゃべります。また、彼らの演奏中にも僕の撮影した、主にユーコン川でのカヌー・トリップの画像を映します。以前、といってもかなり昔になるけど、カナダ大使館での生演奏+スライドショウの再現ですね。
今回はPCとプロジェクタという近代的装備ですが…、僕は残念ながら?演奏はありません。東雲合奏団の曲が溜まったら、もちろんやってみたいと思っています。
 
ギターの利根川さんは、「東雲合奏団」でもアコースティックギターをヘルプしていただいています。
せっかくなので、僕のパートではYOUTUBEにアップしている東雲合奏団演奏の3曲の画像を、カヤックの画像に差し替えて上映するつもりです。
その作業が、うーん、そこそこ大変(^^;

ただ、せっかく来ていただく方に楽しんでいただきたいので、がっつり取り組みます!


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2012/10/13

「カヌーワールド」5号発売です!

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もう秋号ですよねぇ…。
 
たいへんお待たせ致しました。「カヌーワールド」5号ですが製作が遅れに遅れて、2012年10月15日、もう昨日ですね、にようやく発売でございます。
 
特集をはじめとして天気に裏切られ続けた取材スケジュールでございました。というわけで、単純明快な理由でございます。
 
ステップアップのカヤッキングスキルは、海は海峡横断、川は瀬遊びを取り上げています。両方とも究極のカヤッキングへの入り口とも言えますね。
 
その他、ファミリーでカヌーを楽しんでいる方の紹介や、全国カヌー・カヤッククラブの紹介など、読者の方々に参加いただきたい企画も増量です。
 
読者の方からのハガキもたくさんいただいているのですが、なにぶん1年に2回、それも出す時期が前後してしまう状況では、なかなか難しいかなと思っています。
もちろんいただいたハガキが全て目を通していますし、参考にもさせていただくこともあります。何らかの形でご紹介したり、やりとりもできないかと検討していますので、もうしばらくお待ちください。
 
とにかくは手に取って開いていただき、「よし!」と小さくうなづいた後にレジまで御持ちいただければ幸いでございます。
書店に無いぞ!とお叱りを受けることも多々ありますが、その際には店頭でご注文いただければ幸いです。

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2012/07/21

湯浅の海と町並み

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久々にカヤックの写真でしょうか(笑)。

カヌーワールド本誌は年2回発行ですが、春号が出た後は夏号までの間がほとんど無いために、いつも(といっても未だ2年目ですが)ドタバタ進行となります。

 
というわけで、6月中旬からはほぼ毎週末取材が入っておりますが、今年もどうにも週末に限っての天候不順が続き、取材は8月上旬までかかりそう。(。。。とすると次号の発売時期が読めますね)
 

そして今日も、それまでのいい天気が突然この日だけ、大荒れになってしまって、巻頭特集の撮影ができなくなってしまったのです。そしてなんと明日からもいい天気。うーむ、いったいどうなってんのよ・・・。仕方なく?現在原稿中。

先週、フィールドガイドの取材で行ってきたのが湯浅湾。梅雨明け直前の豪雨と気圧配置の微妙な所で、けっこう風が吹いてしまいました。まあそれでも太陽は出たので、ビジュアル的にはOK。自分でもなかなか良く撮れたと思っています。

 
 
湯浅湾は以前、といってもかなり昔ですが、カヌー「ライフ」の方の取材で来たことがあります。そのときは晩秋でキャンプした朝、テントには霜が降りていました(苦笑)。なので、海についてはなんとなく知っていたのですが、湯浅の町については何の情報を得ることもなく帰途につきました。東京からだとやっぱり遠いからね。
 
しかし今回、ガイドを引き受けてくれたアオキカヌーワークスの青木社長より、「景観保存地域ですよ」という話を伺ったので、時間を作って街に出てみたのです。
 

 

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「カヌーワールド」ディレクターっつうと、カヌー・カヤックばかり追いかけているように見えるかも知れませんが、個人的にはいろーんなものに興味があります。ちなみに今のマイブームは音楽・バンド(ちなみにFace Bookの方の話題では「カヌー以外」の方が多かったりします・笑)。そして旧い建物や街並みもかなり好きだったりします。
 

 
特に公衆浴場で使われていた建物は面白かった。千と千尋に出てくる「油屋」のモデルとして有名となった小金井公園にある風呂は「和」そのものなのだけど、こちららは外観も内装も、個性的な装い。洋風のテイストを取り入れているようにも見える。

風呂の天井が漆喰で塗り固められて、天窓が直上に空いているのは新鮮だった。そして風呂から洗い場まで小さなタイルが敷き詰められているし。詳しい人が見たらもっと面白いのかも知れないのですが。

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2012/05/18

「カヌーワールド」2012年春号、通巻04号、発売です!

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「カヌーワールド」04号が発売されました!

いやー、たいへん遅くなりました。当初4月下旬発売としていたのですが、取材予定日に悪天候が続いたり、諸々の事情が重なってGW明けとなってしまいました。
ただその分、昨年と同様の質・量を確保。プレゼントもたくさんあります!

 

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2012/01/04

一富士、・・・が見えるところへ達人養成講座の取材

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一富士、ニタカ、三ナスビ・・・、というわけで皆さんどんな初夢を見ましたでしょうか?

小生、元日は呑んだくれていた上に起きてからの夜更かしで、夢は見たのでしょうが残念ながら覚えてはおりませんでした・・・。

さて、この話はもう昨年12月の話しだったりするのですが、こじつけで富士山の見える場所から(苦笑)。

カヌーワールドの「達人養成講座」の取材のために、久々に南無谷へ。ソルティーズの山本氏のところへ。その年の夏に南無谷湾の北端から南端に引っ越すと聞いていたのですが、このとき初めて訪問しました。

ハイエースの屋根に載っているのは、前回のCWメンテナンス講座で修理に使用した、ネッキーのタンデムカヤック。あれ?アマアラックだったかトフィーノだったか・・・。気になってNecky社のHPを見ていたら、トフィーノがカタログ落ちしていたよー。伝説的モデルなんだけどなあ。

そこのテラスから見る風景はこんな感じ。東京湾をはさんで正面に富士山ですよ。

今回は旅の調理道具と行動食の話をいろいろ聞いてきました。僕もシーカヤッキングではそれなりにロングなりショートなりやっているけど、やはり参考になりますね。まあなんでもそうですが、同意できる部分、まったく新鮮な考え方の部分、え?ちょっと違うんじゃない?という部分がどの方にもあります。まあ、3番目のは、海に関してはほとんどありませんが。個人的に聞いていて面白いのはもちろん「新鮮な部分」。シーカヤッキングメソッドはほぼ固定化しているので、なかなか出会えないんだけど、山本氏については何かしらあるから面白いのです。

今回は調理機材でひとつあり。撮影中ちょっとしたトラブルもありましたが(苦笑)。

来年、暖かくなったらここでバーべQとか、夏は夕暮れにビールを飲みながらまったりするとかやりたいなあ。というわけで山本ちゃん、ここの予約入れさせていただきます(笑)。

 

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2011/11/23

カヌーワールド2012年春号、取材開始!

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またしてもしばらくぶりの更新となってしまいました(汗)。

ちょっと書かなくなるとほんっとそのままになってしまいますね。 Facebook も twitter も、一応アカウントは持ってはいるのですが、何一つ書き込めない日がほとんどなわけですが、それでもフォローなり友達になってくれる人がいて嬉しい限りです。

ブログ楽しみにしています」と言われて、こりゃやばい、と思っている次第。
気にしていただいているだけ有難いですし、なんとかせねば。

しかし Facebook は未だに使い方がよくわからない。わからないままに次のSNSだか、次はまた新しい概念になるんだろうけど、新しいコミュニケーションツールとやらがリリースされるんだろうね。個人的にはBlogがあっているのではないかと思い始めている今日このごろ。

というわけで久々の更新は、ようやく「Canoe World」ネタから始めます。
来年も二回の定期刊行と、なんと一回の別冊の発行が決まりました!

定期刊行の方はようやくコンセプトと大まかな大割が決まって製作開始!
去年は夏には取材始めたのにねー。なんかだんだん製作期間が短くなっているように感じるワサ。

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まずは西伊豆は浮島にて取材でございます。

去年、はじめてカヤックに乗った。
そして今年、もう少し自由になりたくて、キャンプをしてみた。

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という人に向けた特集のひとつです。

お楽しみに。

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2011/10/13

西村京太郎氏の文庫本の表紙に採用される。

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鉄道ミステリー界の大御所、西村京太郎先生の

秋田新幹線「こまち」殺人事件 

文庫版の表紙写真に、僕が撮影した「こまち」の写真が採用されました!

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講談社文庫

アキタシンカンセンコマチサツジンジケン

秋田新幹線「こまち」殺人事件

著者:西村京太郎

発行年月日:2011/06/15
サイズ:A6判
ページ数:358
ISBN:978-4-06-276996-9

定価(税込):710円

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2011/01/04

久々に「ファルト旅」をしてきた。

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…といってもこれはもう一昨年の9月のこと。流石にこの時期のカヌーは僕でも辛い。というか、実は体調的な事情があって、しばらくカヌーも自転車もできないのである・・・。

しかしこんな記事もメモリっぱなしになっていたわけですね。

今やシーカヤックばかりとなってしまった僕のカヤックライフも、もとはと言えば折りたたみ式カヌー、「ファルトボート」を使った旅がそのルーツである。

そのファルトを使って旅をするという企画を、カヌーワールド(今年出た初号ね)の企画でやることとなった。ただファルトボート、川旅というと決まってついてくるイメージを変えようか、という話を、今回の企画の協力をしてくれるクリアウォーターカヤックス(実はこの話の当時は未だ芝浦の方の店で打ち合わせをしていた)の清水氏と話した。

そのコンセプトとは・・・。

何が何でもキャンプをする必要はないんじゃないの?地元の個性的な宿があったらそこでゆっくりと過ごしたい。

びしょ濡れになったり、何度もスカウティングをしなければならないようなハードな川ではなく、のんびり下れる川がいい。

平日に影響が出ないようにあまり遠くなく、夜行バスとかでリーズナブルにいけるところ。だって日常があまりに忙しくて、精神的にも追い込まれるようなことが多いんだもの。だからその日常から早く逃れられるように金曜の夜から旅立てる場所で。←この状況、今もほとんど変わらないけど。

鉄道、特にローカル線も使ってみたいよね。

それでいてあまりメディアに紹介されていない、「知る人ぞ知る」という川。

というような川と宿を探して行ってきましたファルト旅。

そしてその川とは、会津盆地を流れる日橋(にっぱし)川。未だあまりメディアには登場していない。ファルトの伝道師、清水氏でさえ初めて。しかも下っている最中に何度も「こんな素晴らしい川がこんなところにあったんだ!」「こりゃ●●川より全然いいっすよ!」と連発でした。

内容は「カヌーワールド」を見ていただくとして(え?!売り切れ?)、宿だけご紹介。

 

若草物語」。古民家を改造した宿で、綺麗とかいうんじゃないけど、田舎に帰ってきたような感じ。

名前の由来は女将に4人の娘さんがいるからだそうで。写真を見せていただきましたが、なかなかに美人姉妹。米も野菜もいろいろ作っているし、体験農業なんていうのもあるからちょいと「農」体験をしている僕にとっても面白かった。

取材に先立っては地域の観光課の広報さんにも人づてに連絡を入れたのだけど、「雑誌の取材」には非常に懐疑的になっていました。というのは某誌と某誌には嫌な目にあったそうで。幸い、今回の僕らの取材は喜んでいたそうでまあそんなところばかりでは無い、ということです。

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2010/12/29

(旧)「男の隠れ家ON LINE」が終了したとき。

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まったくもって事故なのである。

こういう話は年内で終わらそうと思ってアップ(苦笑)。

この話は2009年初頭のこと。その後の対応にははっきり言って憤りを覚えた。

雑誌、オンラインともに勝手に終わらせといて、そのまま債権者にはなんの説明も無く、雑誌もオンライン版も別会社にて再開。そして当時の代表であるS氏からは「これこれこんな商売はじめましたんでよろしく」なんていう手紙が届いた。 

思い出すのも嫌なのだが、メモリーを掘っていたら出てきてしまったので、こいつも精算するために掲載。一時期検索ワードに「男の隠れ家」と並んだことがあったけど、何かアクションでもあったのかな。他のウェブ執筆陣の方々はどうだったんでしょう。

そういえば、見事なまでに横のつながりのない媒体だった(苦笑)。

ところで大いなるギモンがある。

今「男の隠れ家」という雑誌なりウェブなりはそれぞれ違う会社が運営しているようだが、債務ってチャラにしちゃったんだろうか。というかチャラにできるのだろうか。であれば、赤字が出たらわざと会社倒産させて、売り上げが続きそうな媒体なり商売なりを違う会社で引き継いじゃえばいいわけで。

ちなみにウェブをやっている会社にその辺をメールで数回訪ねてみたが、まったく音沙汰なし。その程度の会社ってことだろう。

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昨年暮れ(今からなら一昨年になるかな)、「男の隠れ家」という雑誌を出している「あいでぃあ・らいふ」という会社が倒産した。せっかくそれなりの雑誌を創っていたのに、どうも出版とは異なるところでの負債があったようで残念な限りである。昨年の山海堂のときもそうだったけど、中堅出版社とは思えない負債額で倒産している。

 

そのオンライン版である「男の隠れ家ON LINE」に連載していたのだが、代表取締役は「当社は関係ないので変わりなくおつきあいください」という趣旨のレターがこちらに届いた。ところがその時点で既に2か月分の原稿料が未払いだったのである。

ところが「変わりない」と言っておきながら、翌日担当から来たメールは連載を終了させてくれ、というもの。

一部残った執筆陣は無料奉仕だ(代表取締役談)というが、そういったことも言われなかったし、その他にも言っていることとやっていることが違うじゃん!ということが発生したので、12月で終了とさせていただいた。

その後何度も督促したが、支払いはできないという通りいっぺんの連絡のみ。資本金から見ると執筆陣に支払う原稿料は微々たるものに思えるのだが。

そうこうしているうちに、事業継続は困難と判断されたため清算に入ります、という連絡をもらった。おいおいおい、12月に出したメールの勢いはどこに行ったのだ?!

このまま原稿料は支払われず?

その後、管理会社にゆだねるので(そこから)債権者へ連絡が行きます、というメールをもらってから2週間経つが何の連絡も無い。(その後まず債権額の確認の手紙が届いたが、弁護士によると回収はまず無理、だと)

どれについても、ここに書いている結果以上の労力がかかっているわけなのです。日の目を見ないことの方がはるか多い効率の悪い仕事なのである。

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