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2008/05/15

パイオニア・カロッツェリアのブロガー向け発表会に行ってきた(その2)。

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「男の隠れ家ONLINE」に連載している「旧車キャンピングカー、旅するT-3」の更新日は毎週火曜なのだけど、昨日覗いてくれた人はあれ?!と思ったかもしれない。

最新記事がアップされていないのに、ランキングから入ると新しい記事が見れたからだ。これは編集部側で公開日時の設定を間違えたから。本当は5月13日とするところを413日と設定して公開していたのだ。タブンそれでズレが生じたんじゃないかと思うんだけど、編集部からは事情説明がされないので、勝手な推測でごぜーます。編集部に成り代わりお詫び申し上げます。

そんなこんなでランキング16位まで上がってきました。今後ともよろしくお願い致します。

しかしなんでカーナビって形式名しかないんだろう。せっかくの新サービスなのだし、ターゲットを若年層にするのであればもっと覚えやすいペットネームを考えてもいいと思うのだが

その場で聞いたことのうち、僕的にちょっと気になる点をいくつか挙げてみよう。リリースには未だ時間があるので、ソフト的なことであればアップデートされるかも知れないけど。

 

●バッテリーは1時間ほどしか持たないそうだ。まあ画面が大きいから仕方ないといえばそうだが、もうちょっと頑張って欲しかった。僕のようは旧車乗りは、1つのシガーからいくつもの電源を取るわけにいかないのである(もっともそんなドライバー少数派だろうけど)。

 

●デザインがなんとも野暮ったい。タッチパネルのみにしなかったのはメーカーなりの考え方があってだと思うが、2つのスイッチとジョグダイヤルは画面を小さく見せてしまっている。しかし実際はNav-U2よりも大きな画面なのだ。通信モジュールが大きい上にコード接続ってちょっとカッコ悪い。しかも重量があるので取りつけ方法は考えないとならないかも。

 

ただこれらの点は、車速パルスを取るキットをオプションで用意するということなので、従来のPNDの使い方よりも低価格な本格的据え置きナビとしても使えるようにしたという方が正解かも知れない。というか、そう思ったほうが使い勝手が良さそうだ。

付加機能的なところでは動画再生ができないのが残念!媒体はSDカードなのに。子供と乗っていると動画再生というのはけっこう使います。しかし動画再生のできるSonyでも媒体がメモリースティック。メーカー独自規格の媒体というのはそろそろ終わりにしてもらいたいところ。

と書いたところでいいところも。

 

従来のPNDは正確な位置情報という基本的な性能も満足にできないものもあった。

しかしジャイロセンサーと加速度センサーを搭載したNav-U2(何度も書いて申し訳ないが、ユーザーも恐らくこれとサンヨー・ゴリラシリーズとの比較をすることが多いと思うので)は、かなり正確に場所を示す。つまりGPSとしてはかなり使えるのであるが、ナビゲーション機能となるとからきしダメだ。

実際に使ったことがないのでなんとも言えないが、カロッツェリアのナビゲーション能力は定評があるそうなので(メーカーさん談)、同じ類のセンサーを積んでその能力が高い、ということであればカーナビとしての完成度は高いのでは。

つうか、それなら40万近くも払う高級機種はラインナップに必要なのとも思えてしまう。

このエアーナビ、PNDという形式なのでパイオニアのラインナップでももっとも低価格帯となる。

渋滞やガソリン価格などを情報と捕らえて通信によって随時更新させるというのは、ある意味高付加価値だと思うのだが、なぜそれを上位機種である「サイバーナビ」に搭載せずに、わざわざPNDという低価格帯の機種に載せたのかその理由を聞いてみた。

すると担当の人が言うには(何度も質問された内容だったみたい)、今回このナビゲーションをリリースするにあたり、もう一度ユーザーがカーナビに何を求めているのかの分析を行ったとのこと。

ある人はAV的な機能が必須であり、そういう人にはサイバーナビが適している。

しかし一方にはナビゲーション機能だけを求めている人もいるはずであり、そうしたナビゲーション機能にはどんなものがあり、どのような人が欲しがるのかということを考えてみた。今若者からの車離れが叫ばれて久しい。車もどんどん売れなくなっている。それは毎月数万というローンを組むことが厳しくなっているから。しかしケータイであれば1万でも2万でも使用料を支払う。彼等は情報に価値を見出し、対価を払っているのだ。であれば、カーナビも情報というところに特化すれば、マーケットがあるに違いない。

と、大方このような答えであった。

このカーナビの売れ方(正確には通信契約の方だと思うけど)によっては、サイバーナビなど上位機種への搭載も当然、視野に入れているという。

なるほど。周辺施設を含めてマップやナビゲーション全てを情報化し、常に最新のものを提供する、それが若者の現状と比較するのは僕的には不自然に感じるところもあるが、考え方としては充分あると思う。

ナビと言えば僕的にはAVでも通信でもなく、やはりコアとなるマップと位置情報の正確さとルートファインディング。前述した通り現在使っているNAV-U2の位置情報の正確さは従来のPNDより飛躍的に進歩したものの、ルートファインディングが余りにもヒドイので、ナビとしての機能を疑っているのは時々ここでも書いていることだが、パイオニアの担当者に聞くと、「そこは定評のあるカロッツェリアですから、(PNDといえども)落胆されることはないと思います」と胸を張った

うーむ、こればかりは実際に使ってみないとなんとも言えない。できればNav-U2と並べてルートファインディング比較なんてやってみたいですね。

 

20080515b

これはバックモニタとフロントモニタ対応型のナビ。左ハンドルのヴァナゴン乗りとしては、右側にカメラが欲しくなることもあるんだよなあ。一体型だとどうしようもないけど。

 

1時間くらいいればいいかなあ、と正直思っていたのだが、担当者と話しこんでいるうちになんと終了時間5分前、アナウンスまで流れ出してしまった。一番最初に聞こうと思っていたブログをメディアとしてどう思うか、なんて聞く時間など無かった(笑)。

アップの順番から言うと既に月末くらいになってしまうんだけど、新製品情報なのでなる早でアップさせていただきます。

 

というわけで、ブロガーイベントのご報告でした。

 

つうかまたココログの調子がおかしい。「確認」をするとセンテンスがひっくり返ってしまうのだ。この不具合、ずーーーっと直らないんだよねえ。

 

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