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2007/03/28

ライトニング・マックイーン、再び壊れる

20070328a

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白いアッパーアームをシャシーに固定する支柱が根元から折れちまったのだ。

以前どこかの子供に投げられて電源コードのハンダが外れ、なんとか修理した「Cars」のマックイーン君だったが(2007年1月28日の日記)、また壊れてしまったようだ。

道路で遊んでいたら、フロントサスペンションを支える支柱が折れてしまったという。

長男に事情を聞くと、今にも泣きそうな顔に変わったので、まあとにかく状態を見てみることにした。

以前ハンダが外れたときに問い合わせたこの商品の輸入元は、「輸入するだけで直さない、パーツの供給もできない」という方針なのがわかったので、自分で直すしかない。

家に帰ってからボディを止めてるネジを外して壊れた場所を確認してみると、アッパーアームをシャシーに固定する2本の支柱が、2本とも根元からぽっきりと折れているのである。

うーむ、これは厄介だぞ。

なんとこの支柱、シャシーと一体成形の樹脂製なのである。これはあきれた。

壁に衝突すれば、当然シャーシにゆがみが生ずるだろうし、ハンドルを切ればそれなりに負荷もかかるだろう。フロントサスなど壊れたらもう走らなくなる走行上の重要部品である。それが壊れてくださいと言わんばかりの作りになっているのだ。

それとも…、室内走行を前提にしているのであればまあわからないでもない。ブロックだのコンクリートだの硬いものに早々ぶつかるとも思えないからだ。流石アメリカ製(苦笑)。

あまりにもキレイに折れているので、この支柱をパーツとしてそのまま使うことにした。こういうところに接着剤は効かないので、シャシー裏側からタッピングビスを使って固定するしかないだろう。

支柱の台座っぽいところに穴を開けてシャシーの裏まで貫通させ、支柱側もタップを受ける下穴をあける。ドリルで穴を開けている最中に割れてしまったらしゃれにならないので、1.2mm程度の極細ドリルを使って慎重に。

無事穴が開いたので、持っているネジの中から適当なものを見つけて絞め込んだ。支柱がしっかり固定されたことを確認して、アッパーアームを元の位置に戻して固定した。

20070328b

ボディ側に這っているアンテナを切断しないとボディとシャシーが分離できない仕組みになっているため、今回思いきって切断してマジマジと中を見てみたのだが、この小さい中によくこれだけ仕掛けをし込んだなあ、という印象。正直スゴイ。リアなどはサスペンションが入っているのだ。目とクチの動きを連動させる仕組みも興味深い。

コストとの闘いの中でこれだけのものを入れるのは流石とも思うが、同時に、壊れたら即修理不能、終了~。ということをコンセプトにしているようにも思える。

これじゃあこれからも故障と修理のいたちごっこが続くだろうなあ、と思えた。負けるもんか、である。

でも、このおもちゃは結構壊している人いるんじゃないかなあ。手に負えなくなったらウチのマックイーン号のパーツ取り車にくださいませ(爆)。これもT-3を維持してきた影響かなあ。(というわけで、無理矢理T-3つなげ)

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