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2005/10/15

VOXXという雑誌

「箱車」という表現があるそうである。
文字通り箱のような形状の車のことである。
車が安全対策とやらで大きくなる一方の一時期、スタイリッシュという名のものとに、やたらとグラマラス(僕から言わせれば贅肉がついた)1Boxが多くなったように思う。
しかし最近の1Boxは、軽からフルサイズまでスペースユーティリティを最大限に取ろうと、かなりスクエアなボディとするのがトレンドになっている。

しかしそんなトレンドなどまったく関係なく、独自の哲学で作られた最後の車が、フォルクスワーゲンT3カラベル/ヴァナゴンと言っていいだろう(なんてね、笑)。

まあそのおかげで「箱車」というジャンルもできたようで、マーケットが出来れば本も出来る。もちろん箱車を趣味モノにしてしまうのはまだまだ少ないのだろうが、自分でいじることができる範囲が大きいので、昨今のリフォームブームも併せてひとつのジャンルになるのではないだろうか。

この箱車専門誌があるよと、やはりストVWでT3啓蒙活動中のO橋さんから情報をいただいていたのだが、このたび2号が出て、しかもヴァナゴンが出ているというので早速本屋に行ってみた。
ところが、会社の近辺の本屋はことごとく全滅。「カヌーライフ」誌の原稿資料用に地形図を買いに行った紀伊国屋新宿本店でようやく手に入れることができた。

ヴァナゴンの話しは巻末にあり、この車でアメリカを旅したときの体験記がこれから始まるそうだ。なかなか楽しみな内容である。

筆者は「本当はウェストファリアが欲しかったが、手に入れることができたのはカントリーホームだった」と言っているが、僕はけっこうカントリーホームが好きだ。特に垂直にあがるルーフと3方にメッシュが入っているウォールが気に入っている。エアコンからの冷気も恐らく、Westyよりも前方に来そうな感じがする(もっとも著者も後に気に入っているようですが)。
しかしこの車の存在を知ったのは最近で、それまではT3ベースのキャンピングカーと言えば、北米向けWestyしかないと思っていたのである。また、最近は「マルチバン」の方が広々としていいなあ、なんて思っている。まあ、もっとも隣の芝はなんとやら、なのかも知れないが。

僕のT3ヴァナゴン、ウェストファリアも実用車であり旅車でもあるのだが、この車だからこそやりたい、やっておきたいことをちょっと考えている。そして今からそのための改造をあれこれと想像している。これがまた楽しいひとときなのだが、そのときまでトラブルがないことを祈るばかりである(笑)。

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